タンポ交換

こんにちは、
リペア担当の植月です。

今日は修理で使用しているものについて書きます!

第一弾はそれはコレ!

何だと思いますか?
カラフルな色で、
ドーナツ状の紙・・・

ヒント!
フルートで使用します!





正解は
フルートのタンポ交換に使用する、
台紙(調整紙)です。

コレの使用方法はこんな感じです。
まずタンポを外します。
その時には写真の真ん中の銀色の部分のネジを取ります。

ネジを取るとワッシャーもとれ

タンポを針でとります。
そうするとタンポの下から先程のドーナツ状の紙が出てきます。

こんな感じです。

この紙を入れてタンポの出具合などを調節し、
タンポを合わせていきます。

この紙を切ったりもしますよ~

ちなみに紙の厚さは0.03mmから有ります。
タンポが閉まったときに0.03mm以上の隙間があると鳴りづらくなったりしますので、
大変繊細な作業です>_<

こんな作業をフルートは13か所行います。
また、トリルキィやCキィは違う方法でタンポを付けます。
これはまた、次回…

タンポ交換” に対して5件のコメントがあります。

  1. 宮城伸一郎 より:

    自分でリペアをしているものですが、
    どうしても、ちゃんとした台紙・調整紙が欲しい!!
    よい方法はないでしょうか?

    1. izumi より:

      宮城様

      コメントありがとうございます。
      当社は、ヤマハやその他のものを使用しております。

      またご相談などあれば、直接メールいただいても結構です。

      よろしくお願いします。

      1. 宮城伸一郎 より:

         度々、申し訳ございません。
        もう少し、質問させてもらえないでしょうか?

         フルート歴2年、幼少期ピアノを習っておりました。
         YAMAHAのYFL-23を使用しています。中古で12,000円で購入いたしました。
         しかし、タンポ等がところどころ破けてまして、
        お茶の水にある某有名楽器店へ、直接楽器を持ち込みましてリペアを頼んだところ、受け付けてもらえませんで、逆に別のフルート購入を勧められました。
         その場で購入も考えましたが、このYFL-23に対して、勿体ないというか、愛着が残りまして、それでは私自分でリペアを・・・、ということで、その場で頭部管コルクとタンポを購入いたしました。そのとき調整紙・台紙のことを聞けばよかったのですが、何せ素人なものでそのようなものは知りませんでした。
         その後、コピー用紙を調整紙がわりにしまして何とか見よう見まねでリペアを施しました。
         一応、低音から高音まで音は鳴ります。ちゃんとリペアをしているフルートは低音がよく鳴るということで、当フルートも低音がちゃんと鳴るので今日に至ってるのですが、
        欲が欲を呼びまして、コピー用紙ではなくちゃんとした色のついた純正、もしくはそれに近い台紙、調整紙を・・・。
        ということで当サイトを拝見いたしまして、コメント致した次第であります。

         もう一言だけ質問いたします。
         台紙・調整紙の入手方法は、おわかりでしょうか?
        サイト等で調べるとすべて卸売でありまして、
        どこか小売りしているところは、ご存知でしょうか?

         乱文ご容赦くださいませ。

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