中古買取 Selmer アルトサックス Reference(リファレンス)の修理の様子♪

買取させていただいた、お客様の大切にされていた楽器は、
いずみ楽器で心を込めて修理をし、いずみ楽器で大切に販売させていただいております。

今回、いつもお世話になっているお客様から買取させていただいたアルトサックスを修理している様子を、少し紹介します♪

通常の修理の「全タンポ交換」と同じ内容になりますので、
全タンポ交換をお考えの方にも参考になると思います!



まずは、キイ、ネジ、タンポ、コルク、フェルトなど、全て分解します。


パーツひとつひとつ、丁寧にきれいに掃除します。
管体も、汚れ、埃、古いオイルなど、隅々まできれいに掃除します。
実は、掃除が一番時間がかかります。


トーンホール付近は、普段の掃除では手が届きにくいため、汚れがたまりやすいですよね。
全タンポ交換以外の修理でも、キイを分解したときはついでに拭きとるようにしています。


トーンホールの緑青も取り除き、ツルっと平らに。
これで、タンポも隙間なく、くるいにくく、調整が出来ます。


キイカップのサイズに合わせてタンポを用意します。

タンポは、いずみ楽器のこだわりでもあるイタリア製のタンポを使用します。
調整が狂いにくい特徴があります。(タンポは天然の素材でできていて、生きていますので狂わないわけではありません。)
また、純正と同じプラスチックブースターを使用します。

本来のリファレンスの特徴を変えてしまわないないように工夫しています。


足コルクやフェルトも全て交換します。
コルクは、取り付ける場所によって厚みや種類を変えて選び、カットは一つ一つ手作業で行います。
この工程も案外時間がかかります。

タンポを取り付けて、調整をしていきます。
光を通して、光の漏れを無くします。


1番管と2番管も接着し直しました。
低音が鳴らしやすくなります♪


完成です✨
ヤフオク!に出品いたしますのでご覧ください。
次のオーナー様も、素敵に楽しんで演奏してくださいますように!☆

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です